すべてはもやの向こうに。
雨上がりの先日、
空を横切った鳶のシルエットがぼやけている。
遠くの丘の茂みもぼやけている。
これはもしやと思い、カメラをかかえて海岸へ一直線。

海岸沿いの通りも家並みももやの向こう。
水平線ももやの向こう。
前後左右どちらももやの中。
まるで今日の世界のようと思いつつ
隣の海岸まで歩いて行く。
もやの向こうには多くのサーファーと
いつもは見かけることのないカモメたち。
非日常的な風景にちょっとわくわくする。
子どもの頃、雨が降るとうれしくて水たまりにつっこんでいったような
そんな感覚。
もやの遠く向こうにはなにかがあるはず。
ゆっくりですが次に向けて準備中。
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