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ワイン蔵がお墓に通じていたら・・・




アッピア旧街道の起点にちかいところにある、スキピオ家のお墓。

スキピオといえば、イタリアの国家にもなっているあのスキピオ一族。

政治、軍事に長けた中期共和制ローマ時代のローマの名家。

その一族のお墓のあるところに、やがて共同墓地やキリスト教徒のための共同墓地ができ、

その上にローマ時代の邸宅ドムス、中世にもさらに建物がのっかり

そんなコンプレックスが、スキピオ家のお墓として公開されている。

オフィシャルにここが日の目を見るようになったのは、1780年、

ここに住んでいた兄弟がワイン貯蔵庫としていた穴蔵の奥に穴を見つけ、

それがふたを開けてみれば古代ローマのお墓。

ここにはスキピオ家のお墓以外に墓碑をもうける身分ではない人々の

共同墓地、コロンバリウムがある。

コロンバはイタリア語でハト。

確かにハトって遺跡でもこういう穴があったら住処にしている。

ハトの住処さながらのお墓。

構造はレンガで、その上に漆喰が塗られ、植物のフレスコ画が描かれている。

アーチの中には2つ穴が開いている。

誰かのいたずらか、犬のものと思われるあごの骨が。

こわいなぁ。

ちなみにハンニバルにポエニ戦役で勝利した、大スキピオこと

スキピオ・アフリカヌスはここに眠っていない。

入場などの情報はホームページにて。


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