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イタリアの古い文房具 GIOTTOシリーズ

更新日:2023年4月24日

イタリアの筆記具メーカーで真っ先に思い浮かべるのは

F.I.L.A.です。

似たような響きでやはりイタリアのスポーツアパレルメーカーがありますが

よく見ると、筆記具メーカーには "." ドットが入っています。

Fabbrica Italiana Lapis ed Affiniの頭文字です。

フィレンツェで1920年に創業しました。


パンデミックの期間に創業100年を迎え、その本が出版され

日本からイタリアに行くのが容易ではない時期だったので

日本からオンラインで本を購入しました。


背表紙に社名にも入っている鉛筆LAPISCENTOがついている素敵な本です。

中のイラストも楽しい感じです。

いろいろな人が自分とF.I.L.A.の文房具について語っています。

イタリア語に英語の併記されています。


"1920-2020. Cento anni di FILA”

Corraini出版


その本のおかげで知ることができたことがありました。


イタリアのペンや絵の具、色鉛筆などでGIOTTOというブランド名は

よくみかけます。

画材店のみでなく、スーパーマーケットの文具コーナーにもあり

イタリアで広く売られている画材です。

少し前までは日本の画材店でも取り扱っているところがありあました。

パンデミックそその後の円安、世界情勢のあとは

多くの輸入品が姿を消したように、見ることが少なくなった気がします。

文房具のみならず、いろいろなもののラインナップが減りましたね。


GIOTTOブランドの話に戻って。

GIOTTOは中世の画家ジォットの名前から来ています。

アッシジのサンフランチェスコ大聖堂やパドヴァのスクロヴェンニ礼拝堂の

壁画が有名なあのジォットです。


GIOTTOシリーズの色鉛筆のイラストで見かけていた

二人の人物。


赤い頭巾をかぶっている人物がジォットと思っておりました。

マエストロ風で、ウフィツィ美術館の回廊の像のジォット像が

頭巾をかぶっているし。





実際は赤ずきん姿の人物はジォットの師匠チマブーエで

ジォットは古代ローマ時代のような服装の青年が

ジォットでした。

羊飼いジォットをチマブーエが絵画の才能を見いだした場面のようです。


中世の日常の衣服ってどんなものだったのでしょうか。

中世の壁画に描かれている人物はカラフルなタイツをはいている

姿です。


こちらのイラストは1933年に原画が描かれて

その後GIOTTOブランドの色鉛筆やスケッチブックに

長いこと使われていました。


当店の古い色鉛筆とスケッチブックは1970年代のものです。




F.I.L.A.は今日ではグローバル企業で、ドイツやフランスの有名な

筆記具も傘下に入っています。











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