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ブリキのパレットの水彩絵の具

色鉛筆、ペン、絵の具と色が並んでいるとうきうきします。

新しいクレヨンや色鉛筆を買ってもらって開封の儀の際は

顔がほころんでいたと思います。


そんなことを思い出させてくれるのが100色の水彩絵の具。

マーブルの柄の筆が一本付いています。

1950年代のものということで半世紀は軽く超えたもの。

水分は失われていて固いタブレットキャンディのようになっていますが

色が残されています。

100色すべてに名前がつけられています。

それを眺めているだけでも時間が経つのを忘れそうです。

赤ひとつとってもヴェネツィアの赤、

スペインの赤、などあります。

想像が膨らみます。


イタリアでお気に入りのディーラーからもとめたイギリスの水彩絵の具。

水彩絵の具といえばやはり英国製が多いでしょうか。

イタリアの画材屋にも英国の物が並んでいたと記憶しています。


イタリアの街シエナは色の名前になっていますね。


ブリキのパレットのふたにはいろいろな民族衣装のこどもと

動物が描かれています。

みんな仲良く、そんなメッセージがこめられていそうな気がします。

今、強く望みます。







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