オールドアメリカ

文房具が好きである。 おそらく高校時代の頃のインポートの文房具は ややヴィンテージ扱いによりそうなデザインのものだった。 有栖川公園の近くでアメリカのバインダイーとノートを調達して 好んでいて使っていた高校時代。 日本の質のよいつるつるした手触りの上質な紙より 真っ白でない、グリーンノートやイエローのざらっとした質感の紙が大好きであった。 自由が丘に行くとかろうじてフランスのノートが買うことができた時代。 それでもアメリカのそれほどページ数もない洒落たノートで 実用にはなかなか使えなかった。 同じ頃、ボールペンにメートルの目盛りのついたボールペンに出会った。 今は手元にないのがないのが残念であるが、 目盛りを読めば何メートル書いたかがわかるという発想のペンだった。 イタリア製だった。 さすが、発想がおもしろい。 それからずいぶんと時は経つのだが、 ローマの蚤の市でお気に入りのお店を見つけ ヴィンテージの鉛筆に出会った。 柔らかくて書きやすく、実用のために 鉛筆を買いに行くようになった。 楽しいヴィンテージの文房具との出会いであったと思う。 1960年代のイタリアの子供向けのヴィンテージの文房具の デザインに時々登場するアメリカ。 宇宙戦争していたりするアメリカなのだけれど どこかアメリカへの憧れとかそんなようなものが 感じられる。 今回紹介する「世界の不思議」シリーズの色鉛筆も 外箱はイタリア語で豆知識のように世界の不思議と 世界の偉人が紹介されているのだが 中の鉛筆を取り出すと OLD AMERICA なぜ、と思ったけれど 自分も感じる、どこかヒロイックなアメリカ しかも古き良きアメリカ的なOLD AMERICAなのであろうか。 ここのところのアメリカはアメリカらしからぬ体を世界にさらしている。 そのかっこよさが好き嫌いは別として、アメリカは強い国と思っている。 正義の味方、的な。 話はどんどん脱線するのだけれど、今読んでいる本、 イタリアのカラブリア出身の作家カルミネ・アバーテが描く南イタリアは 貧しさ故に新天地を求めてイタリア人がアメリカに渡る時代背景で話がすすむ。 多くの人にとってアメリカは憧れの地であったのであろう。 潔い、かっこいいアメリカをもう一度。 ITALIAN VINTAGE COLOR PENCILS イタリアのヴィンテージの色鉛筆

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