古い豆電球

昨日紹介したイタリア1970年代のミニカー、ビタミンカラーのFIAT750から
バトンを受けたのはミニカーが鎮座している箱の物です。
クラッシックスタイルの車とライトのイラストとグラフィックデザインがいいですね。
見ただけでは伝わらないと思いますが、古い紙の萌えポイントはそのざらつきです。
ざらついた紙に荒く印刷のインクがのっているのを見ると
うわ、素敵!と気分が高揚します。
こちらは1900年代前半の車のライトに使う電球です。
電球の詳細は不明なのですが、3Wというのは真鍮の口金のところに見て取れます。
他は不明です。
古い時代の物のため、ゆがんだ電球のガラスには白い文字でなにか書かれています。
フィラメントは切れてはいませんが、間違った電圧の電気を流すと危険ですので
ディスプレイとしておすすめいたします。
外箱と同じデザインのパッケージがミニチュアのような感じで10個、
箱の中に並んでいます。
中のパッケージのレトロなスカイブルーが色あせていないもとの色に近いのではないでしょうか。
外側は年季の入った色、紙の状態になっております。
描かれた車のデザインがヴィンテージを超えて、クラッシックカーです。
製箱工場の名前も入っているところが、それぞれの工程へ敬意を感じます。
デザインも、商品を取り巻くまわりのものいろいろな人の手にかかっていて
合わさってはじめて商品として世に出て行く、そんな関わりへの敬意。

歪んだガラスに閉じ込められた海が...いい感じです。
箱入り 10個入りと、単品での販売もあります。
パッケージデザインを見ているだけで幸せな気分に。

LEUCIはイタリアの電球のブランドです。
2013年までは自社工場で製造していました。
2013年に工場が閉鎖された後は、RELCOでLEUCIというブランド名が残って
電球が展開されています。